宗教について
仏教について
現在は一寺一宗ですが、奈良時代まではひとつの寺にいろいろな考えの住職・僧侶がおり、その中で同じ分野を学ぶ僧侶たちが一つの集団を作り、これを「衆」と呼んでいました。これが平安時代になると、一つの「衆」だけで一つの寺を使用するようになり、衆より宗派の存在が大きくなり、一寺一宗となったのです。日本の代表的な13宗派をみてみましょう。
神道について
神道は「八百万の神」といわれるように多神教です。日本の豊かな自然の中で信仰され、固有の文化に起源を持つとされている宗教です。
キリスト教について
イスラエルに生まれたイエス・キリストを「救い主」として信じる宗教です。キリストが人間の罪を償い、これに基づく救済を説き、罪ある人間を救済するため自ら十字架にかけられ、復活したものと信じられています。信者数は20億人を超えており、世界において最も多くの方に信仰されています。
Q & A
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仏教と
神道の違いは?神話に登場する神々のように、地縁・血縁などで結ばれた共同体(部族や村など)を守ることを目的に信仰されてきたのが神道です。それに対し仏教は、仏教俗世間の苦しみから解放され、完全な「さとり」を得て、仏となることを目的としています。
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宗教によって
御骨をいつまでに納骨しないといけないなどはありますか?特にいつまでにという決まりはありません。しかし、宗教によって、一般的な目安として執り行う時期というのはあります。
①仏教:お墓がある場合は、四十九日や一周忌などの法要に合わせて納骨を行います。お墓がない場合でも一周忌を目安にお墓を用意し納骨するのが一般的です。
② 神道:五十日祭までの十日ごとの霊祭の日から選ぶことが一般的です。
③ キリスト教:カトリックの場合は神父がひと月後の追悼ミサをする日、プロテスタントの場合は約一ヶ月後の昇天記念日が一般的となっています。
宗教ごとにそれぞれ目安はありますが、お墓の場合は納骨の際にカロートを開ける必要などがあるため、事前に霊園管理者や担当の石材店に相談することをおすすめします。