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霊園・墓地の掲載数:4857件/更新日:2024年10月09日

複数資料を取り寄せる時の注意点


資料をたくさん取り寄せる!

「せっかくインターネットで検索したんだし、複数の霊園の資料請求をするか・・・」
私たちのようなポータルサイトを使用する際は、このように思う方は少なくないと思います。

確かに無料で活用できるインターネットのサービスですし、お得に活用したい気持ちは理解できます。
しかし一歩使い方を間違えてしまうと、少し面倒なことにもなってしまうのです・・・

今回はこの「面倒なこと」について、解説していきたいと思います。

 

複数の資料を取り寄せるときの注意点って・・・?

「面倒なこと」になる可能性が高いのは、特に民営墓地においてのお話しになります。

民営墓地のメリットとデメリット

上記「民営墓地のメリットとデメリット」にもあるように、民営墓地は開発の段階から石材店が決まった状態で進むのですね。
開発資本を入札した石材店が、その後の墓石販売をする権利を得るという仕組みなのですね。これを指定石材店制度と言っています。

複数資料を取り寄せるときは、この指定石材店制度が大きく関わってきます。

 

民営霊園の場合

では皆さまが複数の霊園の資料請求をしたときに何が起こるのか。
A霊園、B霊園、C霊園、D霊園、E霊園の5つの民営霊園の資料請求をしたとしましょう。

A霊園・・・3社
B霊園・・・10社
C霊園・・・5社
D霊園・・・15社
E霊園・・・8社
という内訳で石材店が決められているとします。
例えそれぞれが距離はそれほど離れていなくても、指定石材店制度で決まっている石材店は異なる場合が多いです。
もちろん5つすべての霊園に権利をもつ石材店もあります。

さて、この時にすべての資料請求をしたらどうなるでしょうか。
お手元に届く資料は、必ずと言っていいほど複数社の石材店から送られてくることになりますよね(しかも最大で5社・・・!)

また民営墓地の資料は、石材店から送られてくるというのは既にご存知の方は多いと思います。


つまり、民営墓地に資料請求をするときには、ほぼ間違いなく複数社の石材店から資料が届くものだと思っていただけると良いかと思います。



寺院墓地・公営墓地の場合

一方で寺院墓地や公営墓地の場合は、そもそも資料の準備が少ないケースが多いので、複数墓所の資料を取り寄せても手に入らないことの方が多いように感じます。

特に寺院墓地では、通常はその地域に根差している石材店に話しを聞いて資料があればもらうという流れが一般的なので、私たちにおいても、複数の寺院墓地の資料請求いただいたお客様には、優秀な石材店をご紹介するようにしております。

 

中村 裕貴

「建てて良かった」と思える、感謝の気持ちで先祖供養ができる、そんなお墓づくりのお手伝いしたいと思います。