資料のない霊園・墓地ってあるの?
資料のない霊園・墓地ってあるの?
墓地をどこにしようか考えるとき、必ずと言っていいほど見学には行きますが、また多くの方が資料請求もしますね。そんなとき資料を準備していない墓地があった場合には、家族会議をする際なども困ってしまいます。
資料やパンフレットを用意していない墓地などあるのでしょうか?
資料を準備していない霊園・墓地
結論から述べると、資料がない霊園・墓地はあります!このような墓地だと、お問合せをした際でもお電話でお話しを聞かれるか、実際にご見学に行かれるしかできません。
さて、ではどのような墓地が対象となるのでしょうか?
資料がない墓地形態
資料を準備していない墓地形態として、下記の通りとなります。①公営墓地
②寺院墓地
③共同墓地
※必ずしも上記すべての墓地が資料を準備していないわけではありません。
ではひとつずつ見ていきましょう。
1公営墓地
公営墓地とはご存じのとおり、自治体で管理している墓地のことになります。東京都であれば都が運営している墓地のことで、都営○○霊園と表記されています。
公営墓地って?⇒公営墓地とは
この公営墓地の場合、全国的には殆どが抽選制度を採用しているため、役所に行き応募や抽選発表などの手続きをすることとなります。
多くはその際に抽選に関する資料として、墓地の情報が書かれた資料を得ることができます。
また地元の石屋さんにおいては、その資料やパンフレットを役所から送ってもらい、事務所においてあるというケースもあります。このときは石屋さんに問い合わせることで公営墓地の資料を入手することも可能です。
私たち「お墓探しナビ」においては、年によって情報が変わる全国の公営墓地の資料を毎年仕入れるのは難しいため、基本的にはその地域の石屋さんにご相談して、お客様へ郵送していただくように手配させていただいております。
2寺院墓地
寺院墓地においても、資料やパンフレットを持っていないことが多いです。寺院墓地に関しては古くから地元の石屋さんに墓地を任せているところも多く、基本的には情報は石屋さんから入手されることをお勧めしています。
寺院墓地って?⇒寺院墓地とは
石屋さんによっては出入りのお寺さんでお墓を建てた場合の金額や空いている区画情報を持っている場合が多いです。ただ寺院墓地は墓地の数が膨大なため、私たち「お墓探しナビ」では、お客様の宗旨宗派を含めたご条件に合う墓地を絞り、出入りのできる石屋さんに資料の有無を聞く流れをとっております。
3共同墓地
共同墓地とは、古くからその地元において例えば村単位や地元の組合などで運営されている墓地のことです。ここにはごく限られた方、つまり地元に住んでいる方しかお墓を建てることができません。
共同墓地って?⇒共同墓地とは
共同墓地の場合は、殆ど資料などはないと思っていただいて良いと思います。
その代り、地元に根差している墓地形態ということで寺院墓地と似て、地元の石屋さんであれば多少ご期待に沿える資料が手に入るかもしれません。
私たち「お墓探しナビ」においては、やはり寺院墓地と同じで、基本的には地元の石屋さんにご相談をすることでお客様に可能な限りの情報をご提供するように努めています。
以上が、資料やパンフレットを準備していない墓地の解説でした!
逆に殆どの墓地でしっかりと準備をしているのは民営墓地ということになりますね。
民営墓地は公園墓地とも呼ばれる通り、その清潔感や綺麗さを売りにしている墓地が多いので、資料やパンフレットを用いてお客様に訴求したいという狙いがあるために、殆どの墓地で準備されているのだと思います。
私たちにご相談いただける際も、ぜひ上記の前提を踏まえてご相談いただけるとスムーズで良いかなと思っております。
中村 裕貴
「建てて良かった」と思える、感謝の気持ちで先祖供養ができる、そんなお墓づくりのお手伝いしたいと思います。