公営霊園とは
公営墓地ってなに?
公営墓地と区分される霊園を皆様はご存知でしょうか?
市営霊園、市営墓地という呼び方でしたら、どういうお墓が公営墓地とよばれるか想像がつくのではないかと思います。
市役所や町役場といった公的機関が管理運営している霊園を、総称して公営墓地と呼びます。
永代使用料(墓地の使用料金)や管理料が民営墓地・寺院墓地といった霊園と比べて比較的安いことや、
宗教宗派は不問なので、神道やキリスト教といった他宗教や無宗派の方でもお墓の申込みができる事、
市が運営しているので管理面での信頼性が高い事などから、人気の高い墓地形態です。
ただし、公営霊園はいつでも、誰でも申込ができる訳ではありません。
管理団体やお墓毎に、様々な条件があるんです。
そこで、よく挙げられる公営霊園の申込条件をこのページでご紹介します!
1申込期間、抽選期間
上にも書いた通り、市営霊園は人気の高い墓地です。そして人気が高いという事は=空き区画が無くなるのも早いという事になります。
そこで、公営霊園では特定の期間でのみ墓所の申込を受け入れたり、
区画の返還で空き区画が溜まったタイミングで、利用者の申込を受け入れたりしています。
この申込も先着順で墓所使用を受け入れるところや、
申込者を募った上でその中から利用可能者の抽選を行ったりと、
様々なやり方があります。
2申込む人が霊園のある地域に一定期間以上住んでいる
市営霊園は一般的には、その市に住んでいる方の為に開かれたお墓です。一部の霊園では永代使用料が割増になる事を条件に、市外の住人でも申込ができる霊園もありますが、
まず殆どの霊園では市外の方では墓地の申込自体ができません。
また、市内に住んでいればいいという訳ではなく、
3ヶ月間や6ヶ月間など決められた期間以上お住まいでなければ申し込めなかったりと、
ただ住んでいるだけは申込資格を満たしていない可能性もあります。
3既にお骨を持っているかどうか
基本的に公営の霊園は生前の建墓を受け付けていません。「お骨があるけど、お墓を建てるあてもない」方の為に造られるのが公営墓地です。
いつお骨を修める事になるかもわからない方でなく、今お墓が必要な方の為の墓地ですので、
生前の建墓を考えている方には民営霊園や寺院墓地の方がお勧めですね。
4区画購入後から一定期間以内での建墓
お墓ではまず土地を購入する事になりますが、購入した区画をそのままほったらかしにはできません。霊園ごとに期間が異なりますが大体、1.2年位内での建墓が市営霊園では義務付けられます。
③の事もあり、やはり生前の建墓は市営の霊園には向かないお墓の建て方だと思います。
以上の4つが公営霊園を申込むにあたってよく出てくる申込の条件です。
もちろん、上記の全てが存在する霊園も、1つ、あるいはまったくない霊園もあります。
お墓探しナビでは公営墓地の申込資格についてもお答えできますので、
これから公営墓地を検討されている方は、是非お問い合わせ下さい!
荒木 太輔
私たちは、「本当に建てて良かったな」と思っていただけるお墓づくりをお手伝いするため、お墓の情報を提供してまいります。