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天台宗の概要

天台宗は真言宗と並び、密教という宗派に数えられ、
東密と呼ばれる宗派が真言宗、台密と呼ばれる宗派が天台宗になります。
最澄という僧が日本で広め、「全ての人が仏に成れる」という法華経の教えに基き、
学問と修行に励み、教えを受ける一人一人がその身に仏を宿す事で、素晴らしい世界を目指す、
「一隅を照らす」運動を行なっています。

また戒、密教、禅、念仏の4つを融合させた総合仏教でもあり、
本山である比叡山の延暦寺では教えを受けた僧達の中には
他宗派の開祖達がいました。
この事から仏教の母山と言われいています。


 

天台宗で読むお経

経典は天台宗の教えの元となった「法華経」の他、
密教の経典である「大日経」「金剛頂経」「蘇悉地経」が重要視されています。

また、お勤めの際に読むお経は全部で13あります。
ただし、あまり時間のない方向けに、
これだけは読んでおいた方がいい、というお経も定められています。

「般若心経」はもちろんの事、「三礼」「懺悔文」「願文(抄)」「四弘誓願」「大師宝号」「回向発願文」
以上の７つがこのお経にあたりますね。

お経を読む前には「南無阿弥陀仏」と唱える事も忘れてはいけません。
 

天台宗のお墓の特徴

阿弥陀様を信仰している天台宗では
家名を刻む竿石の正面頂上部に、阿弥陀如来を表わす梵字を刻むのが一般的です。
それ以外にもお経の前に唱える、「南無阿弥陀仏」の字を刻む場合もあります。
五輪塔には「空・風・火・水・地」を表した梵字を上から順に刻んでいきます。
 

天台宗のお寺

以上が天台宗についての解説です。

最後に、お墓探しナビでご紹介をしている天台宗の寺院墓地の中から、
天台宗の総本山、延暦寺の霊園をご紹介をいたします。

こちらの比叡山延暦寺大霊園は、天台集の総本山ではありますが、
宗教宗派は不問なので、どなたでもお申し込みが可能な霊園となっているます。
無料の送迎バスが出ていますので、お車の利用が出来ない人でもお参りしやすくなっております

比叡山延暦寺大霊園の詳細情報はここをクリック！