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霊園・墓地の掲載数:4857件/更新日:2024年11月21日

卒塔婆って?


卒塔婆って?



日本では「卒塔婆」というと
一般的に板塔婆のことを指します。

名前を聞いてもピンとこない方は、
お墓の後ろに建っている細い板を思い出してみてください(^_^)


五輪塔と塔婆



本来、卒塔婆は供養のために建てる塔のことで、
古代インドで塔を意味する「ストゥーバ」を感じにあてた言葉です。

この塔が発展に伴い大型の五重の塔になり、それが石の五輪塔となったそうです。
もともとは仏教信仰の象徴だったそうですが、いつしか一般のお墓でも見られるようになったようです。

卒塔婆の形は、この石の五輪塔の形を簡略したものになっています。


卒塔婆を建てるとき



卒塔婆は、遺骨を埋葬する時や法要や法事のときなど、供養をするときに建てます。

お寺にお願いするので、このときかかるのが
塔婆料です(塔婆お布施とも言うようです)

卒塔婆の相場は2千円~1万円程度で、お寺によって決まりがあるようです。
こちらの金額はしっかり事前に確認が必要ですね。

宗教によっては塔婆を立てない場合もあり、
地域や宗教によってかなり習慣が違っているようです。


卒塔婆の処分について



法事やお彼岸の度に卒塔婆は増えていきます。

処分する時期などは決まっていないそうなので、
見た感じ(腐食していたり)などでそろそろかな、と思ったときに処分しましょう。

処分の費用はかからないところがほとんどだそうです。


現代の卒塔婆



卒塔婆の文字は基本は手書きですが、
近年では文字を印刷できる卒塔婆プリンターなどが広まりつつあるようです・・!

印刷用のアプリケーションで檀家データの管理も可能だとか。

個人的には供養のための卒塔婆は手書きで・・とは思いますが、
やはり出来上がりはプリンタを使った方が誤字脱字や滲みもなく、綺麗だそうです。

少し複雑ではありますが、便利さには勝てませんね(^_^;)

田中 彩友美

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