お墓・霊園・墓地の相談窓口「お墓探しナビ」

霊園・墓地の掲載数:4857件/更新日:2024年10月16日

SNSの登録情報、自分が亡くなったら?


こんにちは!お墓探しナビの田中です!

今日は高齢者の方の利用も増えてきたSNSについての話題です。
フェイスブックやツイッターなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサイト)を高齢者の方が利用するというのも増えてきました。
総務省によると70歳代の半数近くの方がインターネットを利用しているとの事です。

老若男女を問わずに浸透していくSNSですが、もし、何らかの理由で自分が亡くなったら、
自分のアカウントやページがどうなるのか気になりませんか?
SNS運営各社はその時の為に対応もしっかりと講じています。
そこでSNS会社の中でも取り分け大きな3社のサイトを例にどんな対応をしているのか、ご紹介させていただきます。

フェイスブックは、親族が死亡を証明する書類など必要書類を提出すればアカウントを削除します。
また、故人が残した情報を変更できないようにして、
友達登録している人だけが閲覧出来る「追悼アカウント」に切り替えるという2つの選択肢があります。

ツイッターは、家族か遺産管理人からの要請に基づいてアカウントを削除します。
その際は、ユーザーの死亡証明書、申請者の身分証明書、申請者が故人の家族か遺産管理人であることを証明する署名付きの公証文を、
郵送かFAXで提出する必要があるそうです。しかし、そういった申請の件数は多くはないようです。

ミクシィは死亡したユーザーの日記は原則そのままにするそうです。
遺族からどうしても削除してほしいという希望があった場合は、死亡診断書などの書類の提示を求めて死亡を確認します。

実名で利用しているフェイスブックとは違い、ツイッターやミクシィは愛称などを名前にしている場合がほとんどなので、
ユーザーが死亡しても分かりません。そのまま放置になってしまう可能性が高いようですが、
フェイスブックも含め、死亡した人のSNSが公開され続けて放置というパターンが多いのが現状です。
いまのところそれに関した大きなトラブルや事件などは起こっていないようですが、
放置されたアカウントのパスワードなどを第三者が不正入手し、本人になりすまして詐欺を行うという可能性もあるので、
パスワード管理はしっかりと行い、利用しているSNSについてもしっかりと家族にどうしておくのかを伝えておく必要がありますね。

田中 彩友美

大切なものだからこそ、一緒に考えていきましょう。お客様のご要望に合ったお墓づくりをお手伝いさせていただきます。お気軽にご相談ください。[2015年お墓ディレクター2級取得]