終活がテーマの映画
今日は終活について改めて見つめ直すことができる映画について紹介したいと思います。
ステファヌ・ブリゼ監督作品「母の身終い」というフランス映画です。
48歳のトラック運転手アランは、出来心から麻薬の密売に手を出して服役したのち、出所します。
母イヴェットの家に世話になりながらなんとか人生の再出発をしようとあがくが、
2人の間には長年にわたる根深い確執があり、うまく行かない日々がつづきます。
しかし年老いた母親は脳腫瘍に犯されていて、死期が近づいていました。
ある日息子は母親が「自分らしい最期を迎えたい」と、尊厳死を選択したという事実を知ります。
映画館スタッフの話によると、観客の9割はシニア層で、映画で描かれた尊厳死について問い合わせもあるほどだそうです。
「自分の最期をどう過ごすか」というテーマで描かれている作品を観ながら、
自分と照らし合わせていた方も多かったのではないでしょうか。
終活について改めて見つめ直すことができる作品だと思います。
公式ページには樹木希林さんを始めとする著名人からのコメントも多く寄せられていますので、
コメント欄を読むだけでもグッと来るものがありました。
田中 彩友美
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