博多で人気の終活カフェ
今日は博多で人気の終活の相談に乗ってもらえるカフェについて紹介したいと思います。
喫茶店の店名は「茶庵はかた珈琲」といい、
専門カウンセラーも務めている店主の方が一緒に相談に乗ってきた方々の数はなんと120人にも及びます。
なぜ、このようなカフェを開いたのでしょうか、
店主のお父様は11年もの闘病の末に他界されました。
亡くなる数日前に話すことも、文字を書くこともできなくなったお父様が、
介護をしてきたお母様に「ありがとう」と声を振り絞って伝えられた言葉に、お母様がとても救われた。
という出来事があったのだそうです。
その出来事を機に改めて終活の大切さを実感し、少しでも終活について相談して欲しいという気持ちがあった事から、
今年の4月にお店のOPENをされたとの事です。
もちろんカフェですので、美味しいコーヒーを飲みながら終活カウンセラーに相談を聞いてもらうことができます。
コーヒーの種類は29種類もあるので、お気に入りのコーヒーを探しながら、ジャズの流れる落ち着いた雰囲気の中、
ご自身の終活についてしっかりと向き合うことができるのでないでしょうか。
内装は本格的なカフェに見えますが、よく見ると棚にろうそくや線香など終活関係のものがあり、
「エンディングノート」「遺言」などの終活で役に立つものも展示販売されています。
相談は社団法人「終活カウンセリング協会」(東京都品川区)の認定資格を持つスタッフ5人が無料で応じてくれるとの事です。
店を訪れる相談者の6割が「自分の最後に向けての事前準備や心の準備をしておきたい」という60代以上の方、
残りは「独身だった場合の人生設計を考えたい」という20~50代の方。
また、来店を機に終活を考えるようになった方も多いという事です。
終活カウンセラーの方に相談するだけでなく、参加者同士で語り合いをしたり、
死をテーマにしたイベントや会合が開かれることもあるそうです。
このようなカフェが博多だけでなく、全国にあれば終活への感心も増えると思います。
近隣にお住まいの方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
荒木 太輔
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