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霊園・墓地の掲載数:4857件/更新日:2024年11月21日

真言宗の供養


真言宗の仏壇の特徴・まつり方

仏壇として一般的に使われるものは唐木仏壇と呼ばれる、
木本来の木目が美しい仏壇を使用します。

密教である真言宗ではご本尊として大日如来をお祀りします。
ご本尊は仏像以外にも掛け軸をかける場合があります。
ご本尊の両横には、向かって右側に弘法大師を、左側には不動明王の描かれた掛け軸をかけます。

ご先祖の位牌は新しい物が向かって左、古いものがが向かって右の位置にお祀りされますね。

過去帳は中段に置き、一番下の段には真ん中に香炉、その両脇に火立・花立の順に三具足を設置します。
最後に経机の上にリンと線香を設置します。

あくまでこの設置の仕方は一例ですので、菩提寺様がいらっしゃるかたは、実際にご住職様に聞いてみましょう。

なお、ご本尊は大日如来と上で書きましたが、真言真宗では全ての神仏は大日如来の化身であると考えられていますので、
観音様やお不動様、お地蔵様をお祀りしても問題はないとの事です。
 

真言宗のおつとめの仕方

おつとめの前に身辺と身支度を整えたらいよいよおつとめです。
仏壇に供えるお線香は3本、一緒に火をつけて香炉に立てます。
またお焼香をする場合も3回行います。

その後リンを打ち鳴らして合掌礼拝をした後に読経を行います。
読経は左手に数珠を掛け、経本を両手で挟むように持って行います。

お経は「仏前勤行集次第」といわれ、以下の物を呼んでいきます

懺悔
三帰
三竟
十善戒
発菩提心
三摩耶戒
開経偈
般若心経
十三仏真言
光明真言
御宝号
回向

以上のお経を読んだ後、合掌礼拝を三度行えば、真言宗のおつとめは完了です。

荒木 太輔

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