真言宗について
真言宗の概要
真言宗とは仏教にの中でも秘密仏教「密教」という種類に数えられる宗派です。弘法大師の名でも知られる空海という僧侶が日本に広めた宗派で、
人は誰でも心の中に仏の種を持ち、悟りを求める強い心があれば、
私たちも仏の力を受けることができる、生きているまに仏に成れる。
と、説かれています。
ですので、死後ではなく、今の自分の身のままで仏になる事を指す「即身成仏」が、
真言宗での最終的な境地とされています。
また、高野山真言宗や真言宗豊山派など、時代の流れの中で複数に枝分かれしていった宗派でもあります。
真言宗で読むお経
根本の経典として『大日経』と『金剛頂経』の二つが挙げられます。また、読経の際には、
「般若心経」
「開経偈」
「懺悔文」
「三帰」
「三竟」
「十善戒」
「発菩提心真言」
「三摩耶戒真言」
「般若心経」
「本尊真言」
「十三仏真言」
「光明真言」
「御宝号」
「祈願文」
「回向」
と、15つにも及ぶたくさんのお経を読みます。
ただし、真言宗内の宗派によっては、読む順番が変わったり、
読まないものがあったりしますので、
気になる方は菩提寺様へ連絡して確認をとるのが一番ですね。
真言宗のお墓の特徴
真言宗では家名を刻む竿石の正面頂上部に、本尊である大日如来を表した梵字を刻みます。
また、「空・風・火・水・地」を表した梵字を、五輪塔へ上から順に刻んでいきます。
真言宗のお寺
これにて真言宗についての説明を終わりにします。真言宗の方の場合はまずご自身がどの分派に属しているのか確認する事が大切ですね。
さて、それでは真言宗の総本山に縁のある霊園を2つご紹介させていただきます。
まずは京都にある大本山 智積院です。
こちらは真言宗智山派の総本山で、駅からも徒歩10分の距離と大変お参りしやすい場所にございます。
智積院の檀家になっていただければお申し込みが可能です。
次にご紹介するのは高野山真言宗の総本山、金剛峯寺が運営している
総本山金剛峯寺 高野山中之橋霊園です。
和歌山にあるこちらの霊園は豊かな自然に囲まれた場所にあり、
また、宗教宗派を問わない霊園なので、どなたでもお申し込みができます。
大本山 智積院の詳細情報は画像をクリック!
総本山金剛峯寺 高野山中之橋霊園の詳細情報は画像をクリック!
荒木 太輔
私たちは、「本当に建てて良かったな」と思っていただけるお墓づくりをお手伝いするため、お墓の情報を提供してまいります。