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霊園・墓地の掲載数:4857件/更新日:2024年10月16日

生前にお墓を準備しておきたい方は


お墓を生前に考える?

お墓を考えるタイミングは、
誰かが亡くなってからや、亡くなる事がわかってからだけではありません。
健康な方が、まだ元気な内にご自身の生前墓として検討する事もあります。

「健康な内からお墓を建てるなんて縁起が悪い」とお考えの方もいらっしゃると思います。
ですが、これは仏教の観点では縁起が良い事とされています。
 

寿陵墓(じゅりょうぼ)の秘密

生前からお墓を建てることを寿陵(じゅりょう)と言い、長寿を願うめでたいお墓という意味をもっています。
時の権力者もこの寿陵を行なっており、代表的なところだと、聖徳太子も、生前にお墓を建てていたとの事です。

またお墓を建てる方の心境としても、
急にお墓を探す事になって、満足に時間も取れない中であれこれ決めるよりも、
時間をもってゆっくりと自分やご家族の希望にあったお墓が選べるので、
気が楽という声をよく聞きます。

また、生前にお墓をつくっても固定資産税や土地相続税、相続税はかかりませんので、
試算面でも特にデメリットはありません。
 

生前墓(寿陵墓)の注意点

ただし、生前墓については注意点もあります。

1点は、市営の霊園の殆どでは、生前建墓が受けられないことが多いこと。
いつお骨を入れるかもわからない生前の建墓は基本的に認められていないか、
お骨をお持ちの方に比べてお墓の抽選などの優先度が低くなる傾向があります。

もう1点は、生前墓ではお名前を彫る際には必ず朱色でお名前を入れますが、
亡くなった時に色を黒に変えなければならないことがあります。

生前墓(寿陵墓)に関しては、以上2点については気をつけなければなりません。

荒木 太輔

私たちは、「本当に建てて良かったな」と思っていただけるお墓づくりをお手伝いするため、お墓の情報を提供してまいります。