お墓・霊園・墓地の相談窓口「お墓探しナビ」

霊園・墓地の掲載数:4857件/更新日:2024年11月21日

引越しに必要な書類


お墓の引越しには何が必要なの?


代々の墓がある実家が今のお住まいから遠い方や、
今のお墓がお参りしづらい所にある方など、
様々な理由で、お墓を新しい所に移そうと考えている方がいらっしゃいます。

ですが、お墓の引越しには改葬許可証という書類が必要になります。
この改葬許可証とはいったいどんなものなのか、このページでは説明させていただきます。

改葬許可証ってなに?



改葬許可証とは文字通り、改葬が認められた事を証明する為の書類です。
この改葬許可証を提示する事で、
移転元の墓地から遺骨を取り出す事と、移転先の墓地へ遺骨を埋葬する事が可能になります。
改葬許可証は移転元の墓地のある地域の市町村役場にて発行されます。

さて、引越しに必要な改葬許可証ですが、発行するには

・受入証明書
・埋葬証明書
・解消許可申請書

以上3つの書類を、移転元の役場に提出する必要があります。
それぞれ、発行する所が違いますので、別々に手に入れなければなりません。

それではこれらの書類をどこで発行してもらうかの説明に入りましょう。

1受入証明証



改葬の受け入れ許可が出ている事を証明する書類です。
移転先の墓地の管理者から発行してもらいます。

2埋葬証明書



現在お骨が埋葬されている事を証明する書類です。
移転元の墓地の管理者から発行してもらいます。

3改葬許可申請書



改葬届や、改葬許可願とも言います。
移転元の墓地が所属する役場から発行してもらいます。

文字通り改葬許可を申請する為の書類で、お墓を移る故人の情報が必要になります。
書類を作成する時には戸籍謄本があると便利ですね。
埋葬されている方の亡くなった年月日や、亡くなった当時の住所を記載する他、
移転元の管理者に記入・捺印をしてもらう必要があります。

改葬許可申請書の書き方は地域ごとによって差異がありますので、
お墓の引越しを考えている方は、
まずお骨が埋葬されている墓地の地域を管轄している役所にお問い合わせするのが一番ですね。

4つの書類を忘れずにスムーズなお引越しを


必要な書類についてはこれでお分かりいただけたでしょうか。

お墓の引越しの際の書類手続きの流れをいおさらいしますと、

①受入証明書・埋葬証明書・改葬許可証をそれぞれの発行元から発行してもらう。
移転元のお墓が管轄地域になっている役場に3つの書類を提出し、改葬許可証を発行してもらう。
移転元のお墓の管理者に改葬許可証を提示しお骨を取り出す
移転先のお墓の管理者に改葬許可証を提示しお墓にお骨を納める

という手順になりますね。
書類のどれか1枚でも欠けてしまうとお引越しはできませんので、
引越しをお考えの方は、準備を怠らないようにしましょう!

荒木 太輔

私たちは、「本当に建てて良かったな」と思っていただけるお墓づくりをお手伝いするため、お墓の情報を提供してまいります。