納骨堂って?
「納骨堂ってなに?」
納骨堂とは都内など、霊園の土地が確保できない都市部などでよく見られるようになった、新しい形式のお墓です。
お寺が運営している事が多いですが、殆どが宗教不問。費用もお墓より安くすむ事が多いです。
一定期間預けた後に永代供養墓にて合祀する場合が多いので、後継ぎのいない方などを中心に需要が上がってきています。
このページをご覧の方の中には納骨堂のCMや広告を目にした方も結構いるのではないでしょうか。
「納骨堂の種類」
一口に納骨堂と言っても様々な形状の物があります。そこで、どんなタイプの納骨堂があるのか、
実際にお墓探しナビで掲載している納骨堂と併せてご紹介させていただきます!
1「ロッカー型」
読んで字の如く、ロッカーの様にお骨を入れる納骨壇が並んでいるものを指します。預けている納骨壇を開き、お骨の前でお参りするタイプと、
お参り用に設置されたご本尊にお参りするタイプの二つがあります。
お墓探しナビ掲載している物では以下の納骨堂がロッカー型にあたります。
東京牛込琉璃殿(東京都新宿区)
寶珠山・東福院 納骨堂(東京都新宿区)
福來山 法徳寺 桜花浄苑(東京都世田谷区)
妙泉寺 久遠廟(東京都江戸川区)
圓通寺 納骨堂・永代墓(東京都隅田区)
伝燈院 麻布浄苑(東京都港区)
2「機械搬送型」
お骨の納められた御厨子をお参りに来た方の前まで機械で搬送するものを指します。ICカードを使って管理している事が多いですね。マンションタイプの納骨堂はこの形式が多く、
バリアフリー設備などが整っている近代的な納骨堂です。
お墓探しナビ掲載している物では以下の納骨堂が機械搬送型にあたります。
ひかり陵苑(東京都品川区)
伝燈院 赤坂浄苑(東京都港区)
東京御廟(東京都荒川区)
稲毛御廟(千葉県千葉市)
駅前納骨堂 眞應殿(神奈川県川崎市)
屋内永代供養廟「円廟」(神奈川県横浜市)
3「仏壇型」
上下に別れていて、上に仏壇、下に納骨スペースとなっているものを指します。お墓の様に個別で分かれている為、
一箇所にお骨を保管する機械搬送式や、納骨壇が縦横に並んでいるロッカー型に抵抗をお持ちの方には、
こちらのタイプがおすすめです。
お墓探しナビに掲載している物では以下の納骨堂が仏壇型にあたります。
満足院 浄光殿(東京都世田谷区)
雲龍寺 光明霊廟(東京都八王子市)
「納骨堂での注意点」
このように様々な種類のある納骨堂ですが、1つ注意点があります。そもそもの納骨堂の用途は、お墓を作るまでのつなぎとして、
一時的にお骨を預ける為のものでした。
公営墓地やお寺で納骨堂があると表記されているものがありますが、
その中にはもともとの用途である、一時預かり専用の納骨堂しかないものもあります。
特に公営墓地の納骨堂は一時預かりの物が多いので、
申込をする前に、納骨堂が永代預かりをしてくれるところかどうか、確認をする必要がありますね。
荒木 太輔
私たちは、「本当に建てて良かったな」と思っていただけるお墓づくりをお手伝いするため、お墓の情報を提供してまいります。