三笠宮寛仁様のお墓
寛仁さまはスポーツ振興や障碍者への福祉など、素晴らしい経歴をお持ちの方でした。
深夜のラジオ番組に出演されたこともあり、積極的に皇室の世界を外部に伝えようとされた方でもあります。
そんな寛仁さまのご葬儀やお墓にかかる経費として、今年度の予算から約一億3000万円、予備費から支出されるようです。
経費の内訳や明確な数字はまだはっきりとはしていませんが、葬儀、火葬費用で約7000万円、墓地を建てる費用として3300万円ほど。
一般人からすれば途方もない金額ではありますが、周知のとおり皇族は世界でも最上位の血筋。
天皇は日本の象徴でもあります。武力や富に頼らず国威を示す存在として、天皇、皇族は日本国に不可欠な存在でしょう。
そんな皇族である寛仁さまの葬儀費用が2億円足らずというのは、少々安いような気もします。
異論は多々あるでしょうが、一般人が一生のうちに稼ぐ金額が2億円から3億円ほどであると言われています。
それを考慮すると、皇族の葬儀とお墓を建てる金額がおよそ1億3000万というのはかなり質素なのかもしれません。
日本は長きにわたり不況ですし、去年の東日本大震災から一年以上経つ今でも、被災地の復興は続けられています。
寛仁さまはそういった日本の内情を鑑み、できるだけつましい葬儀にするよう生前から希望されていたそうです。
この意思が尊重されれば、発表された費用よりも低い金額で墓地が建てられるかもしれません。
荒木 太輔
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