万成石について
万成石(まんなりいし)について
通称「桜御影」(さくらみかげ)と呼ばれ、淡いピンク色が特徴の岡山産特産の国産墓石です。
非常にあたたかみがあり、優しい表情を見せてくれますね。
その美しさは、時代を越え、多くの著名人や彫刻家・芸術家にも愛され続けています。
石原裕次郎氏のお墓に使われていることでも有名です!
その実績から見ても、非常にブランド化されている石でしょう。
また、国産墓石の中でも、吸水率がとても低く、硬く丈夫な石です。
吸水率とは、石が水を吸収しやすいか、しにくいかです。
墓石は水を吸収し、放っておくと、
変色や欠け、などの劣化の原因となります。
つまり、吸収率は低いほうがいいということですね。
経年変化も少ない石と言えるでしょう。
また、見た目も美しく、強固な万成石はお墓だけでなく、
様々な建造物にも使用されています。
ご参考までにご紹介いたしましょう。
・新宿伊勢丹
・銀座和光
・明治神宮
・岡山県立美術館
などなど。
いかがでしょうか。
万成石を身近に感じていただけたでしょうか~?w
万成石の歴史
万成石の歴史は、天保年間(1830~43年)に始まったと伝えられています。昭和の終わり~平成の初めには、採石業者9社11丁場もありましたが、現在は2社2丁場のみとなっているようです。
しかし、採掘量は以前と変わらず、年間2,000t以上も容易に採掘・出荷されており安定した供給量が見込まれています。
「龍王石」とは
万成石の中でも、ピンク色がより濃いものは「龍王石」と呼ばれています。
本来は矢坂山、竜王谷で採堀されるもののみを指すので、
現在、本物の龍王石のと呼ばれるものはほとんどありません。
菊池 康之
お墓業界は不明な点が多々あります。お客様のご不安を払拭し、本当に建ててよかったと思えるお墓づくりが出来るようお手伝いさせていただきます。