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霊園・墓地の掲載数:4857件/更新日:2024年10月16日

本小松石について


天皇家御用達 本小松石(ほんこまついし)とは?

本小松石は神奈川県真鶴町(まなづるまち)でしか採掘されないため、
とても希少な国産墓石と言われています。
石の分類は輝石 安山岩(きせき あんざんがん)とされています。

約400年前に箱根火山の噴火が発生しました。
その際に溶岩が、海へ押し流され、固まって出来たのが小松石です。
その小松石のなかでも、硬質で粘りけが強く、一等品のもののみが「本小松石」と呼ばれるのです!
通常の小松石は、真鶴半島産でこちらのほうが安価で、建築土木などにも広く使用されています。

「本小松石」は採掘されたときは茶色っぽい色合いですが、
表面を研磨することによって、灰色⇒青みがかった色へと変わっていきます。
非常に細かい石目を持っているので、研磨することで、原石の荒々しさから、
日本の風土に調和する気品を持った石材へと生まれ変わります。

また、お墓を建てたあとには、表面に独特の模様が現れることがあります。
このような経年変化も「本小松石」ならではですね。

その日本らしく繊細な色合いは、鎌倉時代から墓石として愛されてきました。
今では、皇室の方をはじめ、多くの著名人の方より指示される墓石となっています。

西は「庵治石」、東は「本小松石」と覚えておきましょう!

菊池 康之

お墓業界は不明な点が多々あります。お客様のご不安を払拭し、本当に建ててよかったと思えるお墓づくりが出来るようお手伝いさせていただきます。