羽黒青糠目石
『東日本の横綱』羽黒青糠目石の概要
茨城県は"日本の花崗岩の三大産地"として有名ですが、大きく分けて5種類の墓石材が採掘されています。
その中のひとつが『羽黒青糠目石』であり、5つの銘石の中でも最も高級な石材として知られています。
採掘される場所は、真壁石や稲田石の採掘場所とほど近い羽黒地区であり、北に日光連山、南に筑波山を望むことができます。
羽黒青糠目石の特長
最大の特長は文字通り"糠目"が織りなす硬さにあります。
一般的に墓石材は石の目が細かくて硬い石の方が高級とされ、耐水効果はもちろんのこと、風化にも強いのが特長です。
また羽黒青糠目石は墓石の色として「青色」と表現されています。この青みがかった深みのある輝きが最高級の気品と重厚感を生み出し、墓石はもちろんのこと、様々な美術品やオブジェなどでも利用されています。
羽黒青糠目石の代表作品として一番有名なのは、「角界のプリンス」とも呼ばれた昭和の名大関・貴ノ花関のお墓に使われたことでしょうか。その他、東日本大震災復興モニュメントである「千年の舟」など、数々のモニュメントでも使用されています。
羽黒青糠目石をつくっている人
この羽黒青糠目石を採掘できる石屋さんは、2社しかいません。その2社が山から切り出して、市場に羽黒青糠目石を流通させています。
ここでご紹介するのはその1社である、川俣石材工業様です。
◆川俣石材工業様の詳細情報はこちら→日本墓石店100選
川俣石材工業様は古くから羽黒青糠目石の採掘をされ、山元の石屋さんとして活躍される傍ら、石材加工から墓石の建立まで行うこともできます。マージンを抑えた直販をご希望される方はご一報いただければと思っております。
また川俣様とは日本石材産業協会や諸ストーンフェスティバルなどにおいても個人的にもお世話になっており、優しくて大変に素敵な方です!皆さまぜひともお問い合わせくださいませ。
中村 裕貴
「建てて良かった」と思える、感謝の気持ちで先祖供養ができる、そんなお墓づくりのお手伝いしたいと思います。