檀家とは?
お寺と檀家
お墓を寺院墓地で考える場合、気になってくるのは「檀家になる必要があるか」ということですよね。
では、実際に檀家になるというのはどういうことなのでしょうか。
檀家になるということ
檀家になるということは、そのお寺に所属するということになります。宗教によって違いはありますが、
一般的に考えられるメリット、デメリットは以下のものがあります。
■メリット
・全ての法要をお寺にお願いすることができる。
・お寺と墓所の距離が近いため、お寺にいる住職や僧侶に日常的に供養がお願いできる。
■デメリット
・お寺の維持管理のために、お布施や金品を寄進する必要がある。⇒一般墓地に比べ割高に。
・法要の制限や、料金が高い場合でも、他の僧侶にお願いすることはできない。
近年は、金銭面の問題で、檀家になりたくないという方が増えてきています。
墓檀家について
寺院墓地を探すとき、檀家ではなくて『墓檀家』になることもできます!墓檀家とは、法要などをお願いするお寺は別にあって、
家から近いなどの理由から、別のお寺に墓地を借りて建てている方のことをいいます。
改宗の必要はないので、他の宗派でも
墓地を借りてお墓を建てることができます(^_^)
現代の檀家事情
かつては、お寺と檀家の付き合いは非常に深かいものでしたが、今はお葬式や法要のときだけお世話になるというケースがほとんどになっています。
なので、必ずしも代々お世話になっているお寺に
納めないといけないという決まりは薄くなりました。
今は宗派が同じであれば、違うお寺に建てても良いという場合がほとんどだそうです。
とはいえ、いざというときのため、
自分たちの家系がどの宗派なのかどこの菩提寺なのか
というのはしっかりと把握しておきましょう。
(私も以前までは宗派やお寺の名前は気にしていませんでした・・)
田中 彩友美
大切なものだからこそ、一緒に考えていきましょう。お客様のご要望に合ったお墓づくりをお手伝いさせていただきます。お気軽にご相談ください。[2015年お墓ディレクター2級取得]